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東洋医学

秋の養生

#季節の養生

秋は東洋医学では肺・大腸のケアを

秋分が過ぎ、暑さが残っていた9月から
10月は寒露も過ぎて朝晩の冷え込みもでてきました。

寒暖差で体調を崩されている方もいらっしゃるようですが皆様いかがでしょうか?
東洋医学では季節で身体の臓器のケアをする部位があります。

今の時期は「肺と大腸のケア」が必要な時期です。
空気の乾燥から呼吸器系の異常がでたり
身体の乾燥から水分不足となり便秘になる方も増えてきます。
夏に比べ水分の摂取量が減ってきたりしていませんか?

水分の取り過ぎで胃内停滞する方もいらっしゃいますが
私たちの身体は約60~70%は水で出来ています
水分が足りないと消化液なども足りなくなります。
最近便秘気味の方は
まずは水分の摂取量が減っていないか確認してみてください。

その上で食材では体に潤いを与えてくれる「白い食材」がお勧めです。
白菜・エノキ・大根・豆腐・白身魚・牛乳や豆乳・お肉は豚肉がお勧めです。
身体を温めながらこれらの食材が取れるお鍋などこの時期にはとってもいいですね。
是非家族で鍋を囲む時間を作ってみてくださいね。
心も身体も潤いますよ。

陰陽五行で整えてみよう

「木・火・土・金・水」
「肝・心・脾・肺・腎」
それぞれに季節と役割、不調が出るところがあります


秋は金=肺の季節!

呼吸器系・免疫系・アレルギーの不調が出やすく
特に鼻のケアが大事です。

乾燥から呼吸器系を守るため鼻の保湿をしてみてください

私は毎朝のケアで鼻うがいをしています。
鼻は脳への入り口とも言われ鼻うがいをすることでシャッキっと目が覚めます。

鼻うがいの後は粘膜が乾燥しやすくなるためオイルで鼻粘膜を保湿して
呼吸器系やアレルギーの予防をしていきましょう

今体調が優れない、アレルギー症状が出ている!
そんな方は睡眠をしっかりとりましょう

東洋医学では24時間を身体の臓器にたとえられている時間
「子午流注:しごるちゅう」があります。
夕食は19時までに終わらせ、21時までに入浴23時までに就寝することが勧められています
23時からは「胆」・1時からは「肝」の時間
この時間に就寝していることで胆・肝での新陳代謝が行われ身体の修復をしてくれます
秋冬は特に生命力を補うために
「氣・血」を補い「水」の巡りを良くしてくれる睡眠を大切にしていてくださいね!

秋に注意する事

①乾燥予防
空気が乾燥し上気道の炎症、身体の水分不足が起きやすい
【対策】
オイルケア・良質な脂質の摂取

②寒暖差予防
邪気が入りやすい季節!この寒暖差が不調をきたします
【対策】
羽織ものを持ち歩く
3首の保温(手首・足首・首の冷えに注意)
レッグウォーマー・アームウォーマー・マフラーなどを使用する

③湿気予防
秋の長雨による湿度に注意、身体の湿気が冷えのもとにもなる
【対策】
スパイスなどで身体の除湿を
軽い運動で汗をかく

④お腹の冷え予防
お腹の冷えから下痢にならないよう注意する
下痢により体内の乾燥が進んでしまう
【対策】
冷たい物の摂取を控える、腹巻の使用

夏場に無理をした方は
秋の養生がとても大切になります。

特に夏場よく汗をかいた方
更年期のホットフラッシュがある方
夏場に汗と共に「氣」も失っています
秋は睡眠を十分とり失った「氣」を補充しましょう!

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